昨夜「農山漁村再生可能エネルギー法を使った地域活性化を考える」第一回地域検討会議に参加。
牽引するのは、米づくりをさせてもらっている棚田のオーナー嶋野さん。
棚田の再生だけでなく、地域にある資源(モノ、ヒト)を活かした持続可能性のある地域活性化に向けて考え実行されている。すごいな。
必要な専門家と、専門家ではない人間の関わり方、
専門家ではないけれど必要されている人物像が各地の先例をもとに挙げられていた。この点も流石。
地元住民、行政、地元林業の方達の参加もあり、
生活圏内でこういう動きが生まれることは嬉しい。
しかし、再エネ活用=FITの活用であってはならないと考えるし、
それ以前に作ることよりも減らすことが重要であると思う。
3.11以降、日本に沸いた再エネブームへの違和感は、
企業先導で地方にメガソーラーを建ててしまうものと、
地域住民が主体となってそこにある資源を自分たちの暮らしに活用しようとしているものを
ごちゃまぜにして同一のものとして見てしまっていたところにありそう。
「市民発電所とは?」を考えたい。
自分の暮らしだと、
現在テレビ、エアコン、冷蔵庫は家にないし、電子レンジは使ってない。
なので常に電気を消費している家電がない。
何らかの方法で発電すれば事足りるのではないかと思う。
売電には興味がないし、余剰電力であったとしても売電を目的とするべきではないと思うので必要最小限の設備で済む。
売電の欲を出すと、「もっと多く」という数量的価値観が頭をだす。そうするとエコと称したゴミが増えるばかり。
家庭用充電池への補助金があれば助かるな。
あとは、今在る熱の有効利用を考えたい。