2013年4月16日火曜日

壁ではなく溝か


さべきんトライを広めるにあたって、そもそも自分自身が障害者差別禁止法についてろくに知らないでは話しにならない。
そう思い情報収集を始めました

がー、試しにgoogleのニュース検索で「障害者差別禁止法」と入れて出てきた結果は8件。8件って中々見ない数字だなあ。
先日の会議で「メディアウケが悪い」との発表があったけどそれが裏付けられた形。
既存のメディアが扱う「ニュース商品」は重要性より話題性。
話題性としての商品価値があるかどうか。

ウケが悪い理由は「面白くないから」だそう。
面白い面白くないは、興味がある興味がないに言い換えられると思う。
障害者差別禁止法という名前からも、「障害者のための法律」で止まってしまい、
自分には関係のない向こう岸の話しとなり関心がわかないのだろうか。
学生時代から分離されされることで強められた区別、線引き。
施恵として位置づけられがちな福祉からも同質のものを感じる。

どうすれば自分事としてとらえてもらえるか、が鍵になるのだろうか。
誰もが住みやすい社会にしたいと思うのであれば、障害者差別禁止法は「一部の人のためだけにある法律」ではなくなるはずなのだけど。
これも自立ではなく孤立を進めた社会の産物だろうか。
ヒトとモノとコトが分断され、ヒトもモノもコトもカネの後にくるように。
「先立つものが必要」とは皮肉で薄っぺらな言葉だ。

メディアが欲しがる話題性なんて、表面的な大きくてわかりやすいものだろうという思いが強くなる。
面白さの言葉には、斬新さや突拍子もなさが含まれている。
障害を持った人達が全国から1,000人集まり、大阪から東京まで600キロを野宿しながら歩く
とか、インパクトが欲しいだけなのだろうと。
海外からも参加する、も効果的なのでは。
ニュース検索の結果が二桁増えるように、周知されるように。


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