2013年4月8日月曜日

iNPH 特発生正常圧水頭症

五日程前、家の廊下で母が尻餅をついた
腫れることなく、色も変わらず、熱ももたず、押してみても激しく痛がることもないので、ひとまず安心した。
翌日から痛さを理由に起床をしぶるようになった。
一昨日は立ち上がることもままならなくなり、歩行はずるように、3センチずつ進むようになった。
昨日から着替えも出来なくなり完全介護となった。

体調の変化は、肉体だけでなく心理的要因もあるのだろうと、周りの人とも相談して様子見と判断。
痛みや違和感が認知症ゆえにうまく表現できず、体調不良として現れていると。

歩行障害は認知症の症状の一つだろうか?
疑問に思い検索すると、どうやらそうであるという検索結果がでる。
いくつか読んでいくとiNPH=特発性正常圧水頭症という言葉に出会った。
治る認知症の話しだ。
認知症ではないかと疑い始めた頃得た情報でもあった。
だけどその時は歩行障害はなかった
現在はiNPHの症状全てに当てはまる。

自身でもわからない不調は本人が一番辛いだろう。
不器用に介護するぼくに向かって、申し訳なさと、自責の言葉を言う。
「気にしないでいいから」と言うと「そうはいかんよ」と返ってくる。
逆の立場だったらぼくもそう答えると思う。

母は長年苦労してきた人だ。
晩年にいたって何故、自身の体調不良に嘆き、関係する者に申し訳なさを抱かねばならんのだ。
それが解決とまではいかなくとも軽減するかもというのであれば、
選択肢に入れまずは専門家に相談したい